夏に最もおいしいケーキ|大牟田の洋菓子店&スイーツカフェのプランツ

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夏の時期にぴったり! 旬のフルーツを使ったケーキ

夏の時期に旬を迎えるフルーツを使ったケーキはたくさんありますが、近年では通年でさまざまなフルーツを使ったケーキが販売されているいため、夏の季節ならではのケーキというものをご存じない方も案外いらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は夏の時期にぴったりのケーキについてご紹介いたします。

1.さくらんぼのケーキ

さくらんぼは夏の時期に旬を迎えるフルーツの一つです。その名の通り桜の木に実る果物ですが、鑑賞するための桜には実りません。チェリーや桜桃などと呼ばれたりもします。強い甘みの中に微かな酸味があるというのが味の特徴で、見た目のかわいらしさも相まって女性に人気の高いフルーツです。国内で栽培されているものだけでも代表的な品種が10種類以上あり、さらに海外の品種のものも合わせると1,000以上ともいわれています。

 

そんなさくらんぼを使用したケーキですが、最も多いものがさくらんぼをそのままの状態で使用したものです。ショートケーキなどに載せる果物としてはイチゴを使うのが一般的ですが、あえてさくらんぼを使用するというもので、イチゴに比べると甘み重視となり柄の部分をつけたままにすることで見た目にもかわいらしいアクセントになります。さくらんぼの味をそのまま楽しむことが出来るケーキです。

 

そのほかにもジュレにしたり、ジャム状態にしたものを挟み込むようにしたケーキもありますが、さくらんぼの場合にはやはり見た目を重視する傾向にありますので、柄を取った果肉部分をたっぷりと載せたタルトや、さくらんぼを使った代表的なケーキである「チェリーパイ」のようにパイ生地に包み込んで見た目と食感を楽しむというものが人気です。

 

2.桃のケーキ

桃は木に実る果実で原産は中国です。日本では69月の間に旬を迎え、山梨県産のものが全体のシェアの半分以上を占めており、続いて福島県産のものとなります。桃の品種には大きく分けて以下の3つの系統があり、それぞれに味に違いがあります。

 

2-1.白鳳系(はくほうけい)

全体的な色味としては乳白色とピンク色が混在しているのが特徴です。桃の中でも割と大きめで、果肉が柔らかく果汁もたっぷり含まれています。また、収穫の時点で十分に食べごろのため、あえて熟す必要がないのも特徴といえます。

 

2-2.白桃系(はくとうけい)

白鳳系の後に出回ることになる系統です。色味としてはピンク色であることが多いのですが、一部乳白色が混じるものもあります。肉厚であることと程よい固さが特徴的で、味に関しては甘さと同時に若干の渋みも感じさせます。全体的に糖度が高めであるというのもこの系統ならではといえます。

 

2-3.黄金桃系(おうごんとうけい)

果肉部分が黄色いというのが最大の特徴である系統です。従来の黄桃は果肉部分が固目であったため、そのまま食べるより缶詰などに加工して食されることが多かったのですが、近年では果汁たっぷりでジューシーなそのまま食べることに向いたものが出てきています。色味に関しては、日光に当てて収穫していれば通常の桃のようにピンク色になりますが、日光に当てずに収穫した場合には果肉同様黄色になります。

 

桃は系統によって果肉部分の柔らかさや果汁の量も異なるため、ケーキに使用する場合にはどの系統の桃を使用するのかということも重要な部分となります。桃を使ったケーキというと、基本的には果肉部分を食べやすいサイズにカットした上で使用されているものが多いのですが、カットした桃を並べるとバラの花びらのような見た目にすることが出来るため、そうしたデコレーションをしたものが人気を集めています。桃特有の芳しい香りと柔らかい甘さがスポンジや生クリームに非常に合うのです。ピーチパイも人気があります。

 

3.メロンのケーキ

メロンは扱いによってさまざまなバリエーションのケーキへと変貌する非常に自由度の高いフルーツです。果肉部分はほんのりとした上品な甘さですので、主張しすぎることなくスポンジなどともよく合いますし、果肉を取り除いた後の皮部分をそのままケーキの器として使用するケースもありますので、インパクトとしても十分といえるでしょう。

 

主な生産地としては北海道が一番かと思いきや、実際には茨城県が生産量のナンバー1というのはあまり知られていないのではないでしょうか。温室栽培のものも非常に多いため、通年で流通しているフルーツですが、自然栽培のものであれば初夏に旬を迎えることになるのです。

 

品種に関しても、基本的には青肉茎と呼ばれる果肉が薄い緑色のものか、赤肉系と呼ばれる夕張メロンのように黄色がかった果肉のもののいずれかに分かれます。青肉系はすっきりとしたシャープな甘さが特徴で、赤肉系ですと非常に糖度が高いというのが特徴です。

 

4.ブルーベリーのケーキ

輸入品の場合には通年で手に入るため旬の時期というものがありませんが、国産のものですと68月ごろに旬を迎える果物です。寒冷地や高冷地で栽培され、果実が大きいという特徴がある「ハイブッシュブルーベリー」をはじめ、果実が成長する最中にまるでウサギの目のように真っ赤になるタイミングがあることで有名な「ラビットアイブルーベリー」、果肉が小さく酸味が非常に強いことから主に加工品に用いられている「ローブッシュブルーベリー」の3つの種類が代表的な品種となります。

 

ジャムなどのイメージが強いフルーツかもしれませんが、ケーキの場合ですと果肉をたっぷりと使ったタルトや、チーズと果肉を混ぜ合わせたチーズケーキなどが人気です。色味のインパクトに加え適度な甘さと程よい酸味がケーキとしていいアクセントになるため、夏の時期にはぴったりではないでしょうか。

 

5.まとめ

夏の時期にぴったりの旬のフルーツを使ったケーキをご紹介しました。なんといってもやはりフルーツそのものの魅力がケーキの味わいを高めますので、夏に旬を迎えるさくらんぼや桃などのフルーツを使ったケーキを楽しんでみてはいかがでしょうか。

大牟田市の洋菓子店&スイーツカフェのPatisserie plantes(パティスリープランツ)では素材にこだわり抜いたケーキを提供しております。大牟田市内や柳川・荒尾・玉名にお住まいのお客様で、夏に最もおいしいフルーツを使ったケーキをお求めでしたらぜひ当店へお越しください。